なにも 見たくない

なにも　見えない


何も　聞きたくない

何も　聞こえない


私が 笑顔を
見せるまで

気持ちが
落ち着くまで



そっとして

叩きつける雨が

ガラス窓に流れ

ガラスに白く掛かった
吐息の中に

思い出の灯りが

ぼんやり浮かぶ



雨が

涙に変わる

ためらいながら

立ち止まり

どきどきしながら

前に進む

まるで

恋のシグナルのように




あなたの　心に

揺れ動く

人を励ます事は

自分自身を励ます事

自分が自分に 頑張れって言っている

悲しい時に 一人ぼっちは寂しいでしょ？

誰かに 話を 聞いてもらいたいでしょ？



自分の涙を

あなたの笑顔に
変えたい　あの子

本当は
自分が 一番 つらいのに

この部屋を

ノックしたら

あなたは

答えてくれますか？

この時が 思い出なら…

いい思い出を　つくりたい。

本当に 幸せなのか

それを隠して いるのか

わからない

誰だって

泣き顔を　見せるより

笑顔で　居たい


嘘でも

笑顔で 居たい

信じて裏切られ
裏切られて無くすもの

あなたは どれくらいの
涙を 流しましたか？

もう 人を 信じるのは
嫌ですか？

それでも 人を信じたい
ですか？




いつかは

誰かを　信じたい

雪は　なぜ　白いの？


それは　あなたに

透明になる日まで

私だけを


見続けて欲しいから