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夜月の部屋


[4] 貴方の居ない街
詩人:夜月 [投票][編集]

今も昔も
ずっと貴方に
振り回されてばっかりね

こんなに
好きにさせといて

『さよなら』なんて
あんまりよ…

いつも
煩いくらい鳴っていた
この携帯も
あの日から
唄うのをやめて

静まりかえった部屋が
よけい寂しさ募らせる

煩わしかった
束縛の鎖も
自由になった今では
恋しくさえ思うの。

今は唯
毎日が意味もなく
過ぎるばかりで

貴方のいないこの街は
私を幸せになど
してはくれない…



2007/02/04 (Sun)

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