空の色が刻々と滲むたび
どうしようもなく
あなたに逢いたくなる
時の移ろいに抵抗するように
私はまだここに残っていたの
もう少しだけ許して欲しい
この景色の中にいることを
あなたを探してしまうことを
言葉にするよりもはやく
私の中に巡る想い
持て余してはこぼれていく
あなたの面影が足元で揺れている
夕風がさらう花びらは
どこに消えていくのだろう
もう届かないと知っていても
あなたに問いたくなるの
元気でいますか
笑っていますか
今、私が願えることは
あなたが幸せであることです
2012/06/11 (Mon)