ホーム > 詩人の部屋 > 綾の部屋 > 恋文日和

綾の部屋


[98] 恋文日和
詩人: [投票][得票][編集]


ポストに手紙を落とした
もう戻れないとこまできた

いつだって私だったのに
もう私を思い出せないんだ

遠くへ届けばいい
君の中にまで届けばいい

冬の青空に白い吐息

マフラーをぐるりと巻いて
音にうもれて
ときどき泣いた

2010/11/20 (Sat)

前頁] [綾の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -