詩人:MARIONET | [投票][得票][編集] |
ずっと つけてたから その重さに気付かなかったね
その大切さに 気付かなかったね
君の指に光ってた指輪
君の腕につけられてたおそろいのもの
隣で 僕も普通にみてた
なくなってしまって 君はとても淋しそう
僕も 君が幸せだったの知ってるから 淋しいんだ
君は とても大切なものと さよならしたね
いっぱい 泣いてたよね
僕は 君の隣にずっといたから知ってるよ
君が 指と腕 たまに癖で触ってること
さよならしたものが 君にとって大きすぎて
僕だけじゃ 決して うめてあげられない
僕は考えた
君の腕にプレゼント
左の指にはさすがに 無理だけど
君の腕に プレゼント
君が少しでも 僕のあげたもので 触って落ち着けるために
僕とおそろいのものプレゼント
そして 今度は 君と一緒に選んだ 腕につけるおそろいのもの
僕は 君とはさよならしないよ
これだけは 安心してね
君へのプレゼント
君は 喜んでくれてるかな
[前頁] [MARIONETの部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -