今まで


一生懸命


築き上げて来たモノを


壊すなんて



一瞬なんだね

あまり



深入りしすぎると



抜け出せないよ？

僕は


このままで


いいのだろうか…



今までの


自分の選択が


全て


正しいのだろうか…

やっぱり僕…


君じゃなきゃダメだ


君が隣にいてくれなきゃ


何にも出来やしない


君なしじゃ


生きて行けないよ…


だからずっと


隣にいて…？

急に不安になり


きつく握った僕の手を


それ以上に


きつく握り返してくれた君…



おかげで


不安は一瞬でなくなったよ

ガサツで


大ざっぱで


不器用で


なんか男勝りだけど


それでも


あなたの前では


『１人の可愛い女の子でありたい』、と


そう思ったんだ

朝の電車待ちは


夜より寒い気がする


今朝も手がかじかむくらい


寒い


風が冷たい


指が痛いよ



早く君にこの冷えた指


冷えた体


温めて欲しい



凍りそうな心を


溶かして欲しいよ

また混んでる…


この電車何なんだ…

まだ7:05じゃん


出発駅からまだ１駅目じゃん


混み過ぎだから!!


早くみんな降りてよ


ちょっとこっち寄らないで


サラリーマンは嫌いなんだ


成人男性には免疫なくて


オヤジは嫌いなんだ


これって差別かな？


でも本当に


嫌なんだって


まぢ離れてよ…


あたしの顔が


険しくなっちゃうじゃん


やめて本当に


近付かないで…



キモチワルイ…

あなたとは


期間限定だけど


毎日一緒に帰っているね


あなたといれる長いようで短い


この約１時間半


私は幸せなんだ


幸せな分だけ


バイバイが辛いんだ…



あなたはいつも私に


『帰りはテンション高いね』


って言うけれど


本当は


頑張ってテンション上げてるんだよ？


あなたが淋しくならないように


私が泣き出さないように


笑って『バイバイ』が


笑って『また明日ね』が言えるように


１人でバカみたく笑ってるんだ


無理にでも笑わなきゃ


私毎日泣いちゃうから…


私なりに考えているなんて


きっとあなたは知らないよね…？


こんなキモチなんだって


気付かないよね


だって気付かれないように


笑っているんだもの


けれど


本当は毎日のバイバイが


すごく淋しいんだよ


すごく辛いんだよ


あなたが去った後


いつも泣きそうになるんだ



もう


あなたの去っていく後ろ姿は


見たくないよ…

僕は一体



何が言いたいんだろう…