詩人:ゆぅゆ | [投票][編集] |
書道を続けて
もうすぐ9年になる
今の時代には書道なんて
地味だよね
僕は何をしても中途半端で
『完璧』にはなれない
上達だって人より遅い…
書道だって上達するより
趣味でやるようになっていた
正直僕は字が下手だ
歴に反比例するくらい
下手なんだ
だから僕が書道をやっているなんて
一部の友達しか知らない…
そんな僕も4月からは高3だ
卒業後の進路で来年度は今よりもっと
忙しくなるだろう
そう思って
書道はもう辞めようとしていたんだ
『この作品が不合格なら辞めよう』
って覚悟した
最後の作品…僕の得意な
行書だった
作品を出品して
1ヶ月後…
昇格したんだ
合格したんだ
約1年振りに段が上がったんだ
合格した作品を見た時
泣きそうなくらい
嬉しかったんだ
自分の存在をやっと認められた
そんな気がして…
やっと報われた
時間はかなりかかったけど
やっと努力が報われたんだ
コツコツ地道にやってきて
本当によかったって
心から思えた
辞めようって本気で決意したけど
やっと報われた努力を
無駄にしたくないから…
もう少しだけ
続けようと思うんだ
僕はもう少し
頑張れる
そんな気がするよ
頑張れよ!自分!
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過去は
月日と共に
色褪せ
やがて消えてゆく…
過去が
過去でなくなるんだ
記憶からも
消えてなくなるんだ
『僕』を作っていた過去も
いずれ
『過去』ではなくなる…
過去であったことすら
忘れてしまうよ
君との思ひ出も
過去になり
消えてなくなってしまうのか…
君のことも
いつか忘れてしまうのか…
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詩ってさ
誰かに向けた
メッセージだよね
詩ってさ
自分の心の
叫びだよね
愛する人を想った詩
大切な友人に宛てた詩
自分との葛藤や
誰かに訴えたい心情を
綴った詩
形は様々だけど
『誰かに届けたい』
『聞いて欲しい』
という思いは
みんな一緒だと僕は思う。
だから
言葉にならないのなら
文字で伝えよう
『詩』で届けよう
僕らのメッセージを
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ズルイよ
僕だって眠いんだ
いつも君ばっかり寝て
ズルイよ…
僕も眠いんだ
寝かせてよ…
君の胸でないと眠れないって
分かってるくせに…
なーんてワガママ
言ってみたいけど
『君』だから
逆に言えないよ…
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無理にでも笑っていれば
いつしか本当に笑えるんだって
やっと解った
作り笑いが
本笑いになるんだって
やっと解った
だから僕は
笑って過ごそうと
決めたんだ
僕は
笑顔の似合う人に
なるんだ☆
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君が授業中にMD聴く姿
久しぶりに見た気がする
イライラしてるのかな
1人になりたいのかな
いろいろ考えて
抱え込んでるのかな…
君の心が心配だよ
毎日のようにバイト頑張って
疲れてるはずなのに
あまり眠らなくて…
僕の肩を貸して
眠って欲しいくらいだ…
君の体が心配だよ
きっと僕が『大丈夫?』と聞けば
君は笑って『大丈夫』だと答えるだろう
だからあえて言わないけど
なんだか君のことが心配なんだ
僕には心配したり
君の話を聞くことくらいしかできないけど
何かあった時には
真っ先に僕に頼って欲しい
今度は僕が
君のスーパーマンになるから
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何故苛立っているの?
何故涙を流しているの?
分からないよ
僕には全く解らない
君の目は
今までに見たことのないような
鋭く
恐ろしい
まるで殺意でも持った
本当に怖い目をしていた
君は一体
どうしてしまったんだ?
君の中の何が
君をあんな目に変えてしまったんだ…?
僕は君に
どう触れたらいいんだ…?