あなたの異変に


気付けなくて


あなたの傷に


気付けなくて


独りで葛藤させて…


あなたを独りにして

ごめんね



いざという時に


そばにいれなくて


『助けて』


『救って』って


私の救いを求めてる時に


そういう時に限って

そばにいれなくて


ごめんね



本当に


ごめんね…




今からじゃ


もう


手遅れかな…？

ねぇ


あなたのこと


知りたいよ



もっと


もっと


知りたいよ…



あなたの全て


ううん、


たった一つだけでいい


あなたの


『心』を



教えて下さい

大奥見てた


夫がね


妻を守るために


自分の命かけてた


自分の命を犠牲にしてでも


妻を守っていた



今の時代にはないような


深い愛に


胸が熱くなった

やっと冬休みが来た


２週間前くらいから


『あと○日』って


１人でカウントダウンしてた


それくらい待ち望んでいた


冬休み


これでやっと


独りになれるよ



でもそのうち


学校が


恋しくなるんだろうな…



『在ったものが欠ける』と


また欲しくなるんだよね



たぶん私はそれの繰り返し…



でも今は


『独り』の時間を


大事に過ごすんだ


なんせずっと


この時を



待ち望んでいたのだから



１人


独り…

『今度試合でしょ？頑張ってね!!』



いつも励まされる


この一言


みんな言ってくれる

『頑張れ』って



ありがとう



言われた通り、頑張ったよ!!


自分なりに精一杯やってきたよ!!



…なのに


誰も


『頑張ったね』って


誉めてくれないよね…？


みんなが言ったんじゃん


『頑張れ』って


だから私頑張ったよ？


頑張ったんだよ？


なのになんで


『頑張ったね』とは

言ってくれないの…？


ずっと頑張ってきたのにさ…


何で報われないんだろう


私の努力って…



もう頑張りたくないよ


もう疲れたよ


もう



もう…

泣きはらして


お風呂に入る



シャワーが


優しく私をなでてくれる



シャンプーやボディーソープの泡達が


いやなことを消してくれる



お風呂のお湯が


温かく包んでくれる


『心地良い』


こんな日常生活で当たり前の行為が


私を癒してくれるんだ



ありがとう


お風呂さん

なんで消しゴムって


文字しか


消せないのかな



私のいやな所


いやな思い出


いやなもの


全て


『消したい』


って思ってるのに



私の使ってる


消しゴムじゃ


消せないみたい



いつか


『何でも消せる消しゴム』



誰か


発明しないかな

あたしね本当は


あなたが思ってるほど


いい子じゃないよ


明るい子じゃないよ


あたしね本当は


悪い子なんだよ


暗い子なんだよ



本当は


本当は…


本当…って…？



『自分』


てものを今まで


作ってきたの


決めつけてきたの


だからね


本当の私が


分からないんだ


解らないんだ…



『本当のアタシ』って


何なんだろ…

『いつまでも泣くんじゃない!!』


幼い頃よくあなたに


言われたなぁ



あの時なぜあなたは

泣くことを否定したの？


あなたと違って


私は


『純粋な子ども』なの


泣きたいお年頃なの


あなたは


もう


『大人』だから


もう


『泣かない』から？

素直に泣ける私を


羨ましいと思ったから

だから私を


叱ったの…？



本当はあなた


『泣かない』んじゃなくて


『泣けない』んじゃない？


本当は


心のどこかで


『泣きたい』時も


あるんじゃない？



泣けばいいじゃん


泣いたらいいじゃん

元は皆


『子ども』だったんだから


強がってないで


泣いてごらんよ？



ねぇ



お母さん

あなたの存在は


私が認める


だからもう


『存在価値ない』


だなんて


二度とくちにしないで



あなたの存在は


私が認めるから



あなたの存在が


私の生き甲斐だから


だから


ずっと



生きて下さい