君には


僕のこと


何でもお見通しなんだね


君の一言一言が


当たっているから


ドキッとするよ



君にはもしや


僕の心が


読めてるのかな？

言葉は時として


優しく包んでくれる



しかし



言葉は時として


凶器にもなる

たった１日でも先のこと、明日のことを考えただけで



すごく憂鬱になる…

もし


あなたが今も生きていたのなら


私は


どんな人生を送っていただろうか、と


ふと考えてしまう



今は今で



幸せなはずなのに…

あなたのこと考えると


涙が溢れて流れてくる



あなたとの別れは


もう９年も前のことなのに


昨日のことのように


鮮明に思い出せる


もう一度


たった一度でいいから


あなたに逢いたいよ…

もうすぐあなたと別れて


９年になる


私は今年で１８歳


もう年齢の半分


あなたのいない時間を過ごしてきたの


早いよね


もう９年だもの



私ね


あなたのこと


時間が経つにつれ


忘れてしまうんじゃないかって


いつも不安なの


あなたの存在がないから


記憶からも消えてしまいそうで…



あなたは私の前からいなくなってしまった


突然この世から去ってしまった


でも


私の記憶からもいなくなるなんて


絶対に嫌だからね


あなたのこと


絶対に忘れたくないから


ねぇ…お父さん

家族で外食をすると


私は決まって


お子さまランチ


ご飯の上に乗った


つまようじと紙で出来た旗


おまけのおもちゃ


デザート


コーンスープ


メロンソーダ


全部美味しかった


懐かしいな



でもあの頃には戻れない


あの幸せな時間には戻れない


一家の大黒柱が


欠けてしまったから…



最後にもう一度


家族揃って外食したかったよ



お子さまランチ


また食べたいな…

僕ね


誰かと喧嘩したり


もめたりすると


その場から逃げたくなるんだ


自分に不利な状況になると


逃げたくなる


投げ出したくなる


僕はすぐ


目の前の『現実』から


目を背けようとする

現実と向き合わないで


逃げてばかりで


いつも何も解決できない



そう分かっているけど


逃げたくなる



僕はきっと


弱虫なんだね

君の腕の中が



一番



癒されるよ

計画しない時は


スムーズなのに



計画している時に限って


なんで上手く行かないんだろ




何でみんな



私の邪魔するんだろ…