詩人:ゆぅゆ | [投票][編集] |
弱さを隠すために
強がりを覚えた
強がって 強がって
両手で抱えきれなくなった
一つ 強がりが転がり落ちた
すると他の強がりも次から次へと
転がり落ちた…
両手には何もなくなってしまった
強がりは足元にたくさん転がっている
残ったモノは
弱さ だけ…
弱さは強がりなんかじゃ
隠せないみたいね
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泣きたい
泣きたい
本当は泣きたいんだ
今すぐにでも泣きたいんだ…
でも 泣けないんだ
泣いちゃいけないんだ
ダメなんだ
ダメなんだよ
だから泣かない
泣かない…
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またこの時間まで起きていてしまった
失敗した
眠いの我慢して無理に起きていて
失敗した
この時間は あたしにとって
『魔の時間』
一番嫌いな時間帯…
怖いんだ
すごく怖いんだよ
泣き出しそうだよ
怖いよ
怖いよ
嗚呼
眠りにつきたくないよ…
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君に 何と言われようと
君に 何をされようと
僕には傷なんて付かないよ
過去の傷が多過ぎてさ
擦り傷
切り傷
アザだってある
この傷の多さに
君の傷が入る隙なんて
これっぽっちもないんだ
ただ過去の傷を
上からなぞるように
行き来しているだけなんだ
ただそれだけなんだ
だから もう
僕は傷付かないよ
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僕を甘やかさないで
頑張らなきゃいけないんだ
あの人が崩れるくらいなら
僕が崩れたっていい
自己犠牲だよ
でも守りたいんだ
あの人の手を離してしまったら
もう二度と
戻って来ることがない気がして
放っておけないんだ
1人にできないんだよ…
だから僕が頑張らなきゃいけないんだ
きっと僕しかいないんだ
僕が
僕が…
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君の言葉
沁みたよ
君は自分を
『優しくない』
って言うけど
優しさの代わりに
『温かさ』持ってるよね?
だって君の温かさを
僕は身を持って感じているんだから
温かいよ
温かい
本当に
ありがとう