詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
服のように
男も簡単に着まわせたなら
こんなにも貴方を想い出さなかったのに
服のように
人生も簡単に着まわせたなら
要らない過去はゴミの日に出すのに
燃やしたい過去 1つ。
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貴女の中に無理やりねじこませたかったのは
本当は
こんな舌なんかじゃなくて
本当は
こんな下なんかじゃなくて
僕の心だった
僕の存在だったのにね
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「さよなら」の代わりに届けたかった
「愛していたよ」のたった1言
「別れよう」の返事に答えたかった
「まだ愛しています」のたった1言
薬指に光った指輪
外した瞬間 赤の他人
もう2度と貴方に愛は届かない
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真っ白なバラは
貴方の鮮血で
キレイなキレイな真紅のバラへ
突き刺すトゲは心宛て
心に響いて 私の存在
やがて
貴方は冷たくなった
そんな貴方を胸に抱き
独り占めできる幸福感
なのに何故?
近くに咲いた真っ白なバラは
私の涙で真っ黒に
やむことのない永遠の雫
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月の欠ける夜は切なくて
ポタリポタリ流るる日涙
その雫を拾い上げ
笑顔に変える存在は
この世でたった1人の愛しき人
ただ今はそばにいて
ぬくもり重ね合わせながら
ほかでもなく
貴方色に染まりたい
静寂な夜の叶わぬ夢物語
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真っ赤に染まった不死蝶は
何を見つめる?
鮮血の中
もがく貴方を見つめて笑う私を見る
真っ赤に染まった不死蝶は
何を見つめる?
鮮血の中
笑う私を見つめ、憎む貴方を見る
一歩通行の愛の儀式が終わった後の
貴方の残骸、愛おしいわ
一方通行の愛証を与えた後の
貴方の姿、真紅に染まってキレイだわ
返り血を浴びた不死蝶は
ヒラリ ヒラリと舞っていく
後に残るは
歪んだ愛の世界