詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
遠いどこかの知らない背中に
貴方の面影を重ねては
今も元気でいるのかと
余計な心配が心を刺す
貴方の幸せ=私の幸せ
その方程式を
いつまでもひきずってる
貴方の涙=私への想い
その想いをいつまでも抱いてる
貴方はもう過去の人
貴方の足は前に踏み出し
私に笑顔を向けない
私の足は後ずさりしたがって
貴方の笑顔を見たがった
交差しない
過去の想い
舞い散らない、想い
詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
忘れないとは誓えない
あの腕も
あの温もりも
あの優しさも
過去にできると言いきれない
私の愛の残像が
貴方の心を苦しめるのならば
いっそ
この身ごと切り捨ててほしい
「忘れる」というウソの言葉を吐き出した私のロ
貴方にすがった私の心
迷惑だったのは
どっちだったのかしら?
残愛は届かず
貴方は遠ざかる
「過去」にすべき
愛しい人
詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
投げ捨てた指輪と同時に
貴方との想い出も放り投げた
これ以上
ココロ 苦しくならないように
泣きはらした目と同じくらい
ココロもきっと泣いていた
貴方を見つめる資格を失って。
出逢って
寄り添って
愛を囁いて
あんなに近くにいたのに どうして?
見つめる先に貴方はいなくて
独りぼっちの影が1つあるだけ
指輪を投げ捨てたと同時に
記憶の中の貴方も捨てれたらよかったのに
泣きはらした目から
愛が零れていけばよかったのに
独りぼっちの残愛
詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
ココロに焼きついて
ヒリリと痛む残像
熱を持った傷のことを
人は「恋」と呼ぶのでしょう
頭に焼きついて
片時も離れない表情
癒えない痛みを持った傷のことを
人は「恋」と呼ぶのでしょう
人には言えない傷のことを
人は分からない痛みのことを
「恋愛」と呼んで 苦しむのでしょう
云えない台詞 降り積もる
冷めることない恋微熱
詩人:ゆあン嬢 | [投票][編集] |
絡まる束縛を
受け入れれる余裕が
あればよかったのに と
貴方に溢した叫愛
雨は降りしきり
心の中は
貴方の涙が聞こえているようで
雫を手にとっては
抱き抱え
嗚呼、こんなにも貴方を愛していたのね と
血の涙を流しこんだ凶愛
桜の花と共に
想いも散りけり
舞い上がる愛の破片たち