詩人:裕樹 | [投票][編集] |
君はまだそこにいるの
僕には助けがきたんだ
ここは明るいよ
明るすぎて何も見えないんだ
君は僕を助けてくれなかったけど
僕が助けだそうか
無機質な牢獄は辛いだろ
でも僕は助けないよ
君がそうしたようにね
君はそこにいるべきなんだ
僕がその辛さを忘れないために
君は僕自身なんだから
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕はまだまだ弱いから
強くなりたいと思う
でも強いってなんだろう
ケンカに負けないこと
自分をしっかりもつこと
弱い人を助けること
なんか違う気がして
なんとなく見た空は
オレンジの雲がゆっくり流れて
時間が僕を追い越していく
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
君の心には大きな空があって
一匹の鳥が飛んでいる
鳥は落ち込んだり喜んだり
忙しいやつだ
空はときたま凄く小さくなって
鳥は窮屈に感じている
鳥は空をつっつくことがある
鳥は空を満喫することがある
鳥は空を好きになったことがある
鳥は空を嫌いにになったことがある
君の心にいる大きな空を飛ぶ鳥は
自由にはばたくことができる
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
優しさはまわる
人からもらった優しさは
利子をつけて返してあげよう
人の苦しみを心からわかるのは難しいから
優しさをあげよう
優しさはまわる
偽善なんて言わせない
偽れる優しさだってある
優しさはまわる
優しさはあげてもなくならい
世界を優しさで包み込もう
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
痛みを感じるたびに麻酔を打ってきた
誰にも気付かれない痛みはいつしか自分でも忘れるようになった
そして長いこと眠ってた感覚が目覚めた時
僕の心は痛みに耐えられず壊れたんだ
壊れても誰も気づいてくれなかったから
自分で自分の手術をした
今はつぎはぎだらけの心だけど
君が傷付いた時は僕の心を移植手術してあげよう
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
輪廻に従うつもりはない
すでに人間は神の領域に手をだしてしまった
手遅れなんだ
もう引き返せないことをしてしまったんだ
人間が作った動物や植物は何かの生まれ変わりなのか?
これから人間が作るであろう人間はすでに輪廻から外れてるじゃないか
自分と同じ顔をした人間を作り
そいつに何を望む
もう僕らは輪廻に従えないんだ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
少しぼやけはじめた闇の中で
ウサギさんはかくれんぼ
悲しく
寂しく
切なく
太陽に追い出されます
僕はもう夢を見るつもりはないから
闇の向こうに隠れたウサギさんに
夢をあげようと思います
夢は幻想でした
叶えたら不幸が待ってました
だから
眩しすぎる朝日に隠れたウサギさんに誓います
僕は夢を見なくても
幸せを掴んでみせると
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
薄着で外にでてみた
とても寒くて
星は見えなかった
夜は怖いって言う君の気持ちをわかろうと思ったけど
僕はやっぱり夜が好きで
静かな闇はとても優しかった
星の見えない夜空は
とても寒いけど
もう少し闇に呑まれていようと思う
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕がお花を好きなのは
あなたの影響なんだよ
お花のこと
いろいろ教えてくれたね
大人になったら
今度は僕が
教えてあげるはずだった…
今、あなたより沢山
お花の知識があるのは
あなたのおかげだよ
本当にありがとう
たまには夢の中にもでてきてね
たくさん教えてあげるから
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
月に照らされて
心は満たされていく
流れ星は
その一瞬に全てを注ぎ
誰かの願いを叶える
一番星はいつも月と
どっちが輝いているか
勝負をしている
雲は皆の邪魔をして喜んでいる
臆病な僕から
ロクな言葉も生まれないなら
いっそ言葉がなくても
いろいろ語れる
宇宙の一かけらになりたい