詩人:裕樹 | [投票][編集] |
空っぽのふでばこに
夢を詰め込んで
もう一度あの頃のように
学校の授業中に
居眠りをしたい
夢は一人前
やることは半人前
ふでばこは空っぽで
僕はあの頃のまま
大人になってしまった
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
ゴキジェット
すごい速さで
突っ込んで来たんだ
ゴキジェット
嵐の夜に
お前と二人きり
鬼ごっこをしてもどっちが鬼だかわからない
ゴキジェット
よ〜く考えれば
それはお前じゃなくて
それは・・・
お前を倒すための
殺虫剤
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
恋愛
友情
哲学
青春
自虐
ありきたりな詩が必要なんだ
言葉を文字に詰め込んで
努力
根性
気力
勇気
ありかたりな言葉が必要なんだ
文字を言葉にだして
大切な物を心に刻もう
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
あいつのように
粘り強く生きたい
いつから嫌われ者になったのか
あいつはめげずにしぶとく生きている
近寄るとなぜか怖がられ
いじめられ
毒を盛られ
あいつはあいつはあいつは必死に生きている
だからあいつみたいになりたいな
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
たとえば僕が
タンポポのように風を感じたら
君のところまで飛んでいくのに
たとえば君が
タンポポのように風に飛ばされたら
僕が何処までも追いかけていくのに
君は僕を必要としてくれなかった
君はタンポポのように
どっかいっちゃったね
僕は飛べないまま
追いかけられなかった
今も・・・
飛べないまま
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
どんなにカギを掛けても
どんなにクギを打っても
僕の隙間は埋まらない
何かやらかしたくて
何もできない日々が
何かもどかしくて
この気持ち
塞がらない
きっとこの隙間が僕の生きてゆく力なんだろう