詩人:裕樹 | [投票][編集] |
こんなにわがままな
生きる力に
真正面から向き合うこと
とても難しいだね
弱い者を踏み付けて
必死に生きてたら
強い者に踏み潰された
だから僕は弱い
こんなにわがままな僕を
許してなんて
それがわがままなんだ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
子供たちに夢を与え
大人たちは生きがいを感じてる
与えられた夢なんて
もろく不便なのに
それさえ気付かない
子供たちは自由を求め
大人たちは束縛をする
本当は自由なんて
大変なことだらけなのに
それをまだ知らない
子供も大人も夢も自由も
わがままだらけ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
白い月ながめてた
まだ明るい夕方の空の下
ぼんやりと浮かぶよ
白い月
今宵はきれいな満月で
僕を獣にする
今宵の獲物は
白い月に映るあの娘
まだ明るい夕方の空の下
ぼんやりと浮かぶよ
切ない僕の片思い
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
雲の流れに身を任せ
漂った
行くあてのない旅でした
気がつけば
長い事寝てたのでしょう
夢から覚めて
行くあてもなくて
ただ漂っていた
行き着いたのは
太陽に最も近いとこ
雲の上から見た空
もう旅を終わらせてもいいですか
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
どこでなくしたのかな
きのう通った道には落ちてないよ
どこかを眺めていた時に
落したのかな
君はもう見つからないというけど
大事な物なんだ
疑心暗鬼でいるのも疲れたよ
なのに疑ってしまう
なくしたもの・・・
なんだっけ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
田舎道を走り抜けて
夕日に追い越されて
一日が終わる
あの日見た田んぼで
ウシガエルが泣きながら
僕を勇気づけた
少し間の抜けた告白は
今じゃあもう
なつかしい青春で
今じゃあもう
都会のつまらない世界にしばられて
しばられて・・・
誰か助けてよ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
いま僕が唄おう
独りぼっちの太陽が
涙を流してるから
精一杯の気持ちをつたえよう
6本の弦で僕の想いを
張りめぐらせて
いま僕が唄おう
その涙が
いつかこの心を
きれいにしてくれるから
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕は馬鹿
僕以外の全ての人も馬鹿
世の中が馬鹿なのか
天才は人間以外の全ての生き物
理性など吹っとんじまえ
本能が知ってるさ
無駄にだれかを傷つけるなと
本能が知ってるさ
人間は弱肉強食の天辺には立てないと
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
呼ばれた気がして
振り返れば
太陽に背中を
押し潰された
あの夕日から
逃げるかのように
長くのびた影が
この心に語りかけて
後ろめたいことだらけ
僕が僕に言い聞かせても
僕の声が遠くて届かない