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望月 ゆきの部屋  〜 投稿順表示 〜


[52] 僕たちは
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春でも夏でもない季節に
友達にも恋人にもなれない
キミと 出逢ってしまった

夏になったら
何かが 変わるだろうか

恋は いつも
終わるものなのだろうか

それなら もう
僕たちは

ただの二人で いいんだ

2004/02/28 (Sat)

[53] タイミング
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なにもかも

タイミングのせいにして

きみは 去っていった

2004/02/28 (Sat)

[54] 虹のプール
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虹という名の プールで
きみは 泳ぎ続ける

その指の先に
何を みているの

虹という名の プールは
きみを 自由に泳がせ

誰からも
ぼくからも

きみを 遠ざけてしまった

2004/03/01 (Mon)

[56] かけひき
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さよならが 聞きたくて
こんなところまで
来たわけじゃ ないよ

それは 
まぎれもなく 計画的犯行

あなたの 負け

2004/03/01 (Mon)

[58] できるかい
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かぞえてごらん

ぼくが 
一日に 何度

きみのことを 思い出すか

2004/03/02 (Tue)

[59] 悲しみも苦しみも忘却の彼方
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悲しかったことも
苦しかったことも
忘却の彼方だ

今では もう
デパートの屋上から 夕陽を見ても
電車の窓から あの坂道を眺めても
涙も でない

大切なものに 出逢えたことに
感謝さえ

悲しいことや 苦しいことばかり
続くわけではない

それでも ときどき
なつかしさに 胸が痛んだら

帽子のつばを すこし下げて
あの丘で 泣こう

2004/03/06 (Sat)

[60] 合図
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ここで 待っていよう
いつも ここで

遠くの都会の光を眺めて
ここで 待っていよう
いつも ここで

毎日 姿を変える月に見守られて
ここで 待っていよう
いつも ここで

きみが あらわれるまで

あの日 きみが
ここに帰ってくると言ったから

ビルのてっぺんの明かりが またたく
遠くで 私に合図を送る
合図を送り続けている
赤く 点滅しながら


シアワセかい?と 手をふる

2004/07/31 (Sat)

[61] 光る人
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光る人を みた

その人は 透明なものの中で
すいすいと 進む

ゴールにたどりついて
見たものは

私だったか

誰だったか

2004/03/03 (Wed)

[62] 恋かもしれない気持ち
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まだ 誰にも言わずにいよう

まだ ひとりで 


大切な 想いほど

しまっておいて

ときどき 開いて 

そっと たのしむ

2004/03/03 (Wed)

[63] マングローブの森
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マングローブの森で
きみと 二人きり

光の射す方へ
手をのばしてみたけど
堂々巡りの 僕たち

むしろ
袋小路なら あきらめもついた

もう 僕は
迷ったりしても いいんだ

二人なら

2004/04/04 (Sun)
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