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望月 ゆきの部屋


[147] かたつむり
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

ただ ただ

あなたが好きでした

好きなだけの恋でした


それすら

あなたを苦しめるというのならば


もう わたしは

かたつむりになって

黙って ここから去ろう


ゆっくりと

跡をのこしながら 

2004/04/11 (Sun)

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