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望月 ゆきの部屋


[291] カーディガン
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

無数ともいえる
ボタン

ひとつずつ、かける
かけ終えたそのとき
もっと別の
なにか
きらりと光るような、に
心をうばわれて
せっかくかけ終えたそれ

一気にはずす
そんなとき

もう
そこへはもどれない
もどらない
直感
そういう覚悟

動いている


そういう覚悟

生きている

2004/11/01 (Mon)

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