一日の終わりにシャワーの蛇口をひねると十二時のひずみからしずくが落ちる窓枠のカタカタと鳴くのもよそに通り過ぎたのは秒針で洗いながしたのは遠い遠い約束落ちたしずくは皮下深い底へと滲みて消えるなにもなかったかのように毎日はつづいていくなにもなかったわけではない今日のしずくをれんけつしてさよならまたねさよならとテールランプみたいに笑う
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