詩人:蓮花 | [投票][編集] |
本当はもっともっと
恋愛って楽しいもの
なのに
寂しい寂しいって
いつもわたしの気持ちばかり押しつけてる
ガッカリの連続で疲れちゃうよって
いつも彼のせいばかりにしてる
いつも見えない何かにおびえてばかり
根拠のない疑いと不安
本当は今
目の前に見えてるものだけを
信じていたいのに
すべてのものに反発してしまう
わたしの心
こんなんじゃ
誰と付き合っても
何をやっても
きっとうまくいかないかなぁ
もっと色んな所へ行って色んなものを見て
つまらない感情なんて忘れるくらい
強い自分になってみよう
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
このまま
朝がやってこなければいいのに
息ができなくなるほど苦しくて
目をそむけたくなるほど悲しくて
すべて壊したくなるほど悔しかった
早く連れていって
夢のむこうへ
何もかも忘れて
何もかも脱ぎ捨てよう
きっと目が醒めたら
どんな景色が待っているのだろうか
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
最初は こんなハズじゃなかったのにね
ただ寂しくたたずむ わたしの心に
君は空気みたいに入り込んできて
いつのまにかすっかり馴染んでいた
ずっと一緒にいようね、なんて
そんな言葉はいらない
きっと
この手を離せなくなるのはわたしのほうだよ
溺れてゆく
堕ちてゆく
って こんな感じかな
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
わたしは何がしたいんだろう
どんな大人になりたいんだろう
大きな不安と小さな焦りに追われるように
毎日
自分を見失うばかり
考えて考えて 悩んで悩んで
もうどうでもいいやって
疲れて泣き寝入りした
ある日
夢の中で
誰かがささやいた
自分が何をしたいのか
じゃなくて
自分に何ができるのか
スタートはそこからでいいんじゃない?って
とりあえず
近くにあるものに
手を伸ばしてみよう
今
小さな一歩を踏み出そう
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
丸の内ー日本橋ー兜町ー茅場町ー八町堀ー人形町ー神田ー大手町
頭の中でグルグル回る書類に書かれた漢字と数字
感情をかき消すように鳴りつづける電話のベル
汗と煙草の匂いが染みついた背広だらけの満員電車
湿気と熱気の曇りガラスの向こうに見える
しかめっつらの疲れた顔
あぁ わたしってこんな顔してたっけ
日本のオトナ達って大変なんだなあと
人込みをかき分けながら毎日思う
夢を忘れないで
自分らしさを見失わないで
本当は 心の底ではしがみつきたい言葉
現実では必要のない言葉
そんな自分も結局
このビジネス街の片隅で時間に追われてる
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
ずっと会いたかったキミの声
なんだか恋しくて 懐かしくて
胸が強く強く締めつけられた
キミもわたしも あれからずいぶん変わってしまったはずなのに
何年たっても同じ感情がわたしを震わせる
キミの声の向こう側には わたしのいろんな想いが詰まっていて
大事な何かを思い出させてくれる
ずっと忘れちゃだめだよ ほら大丈夫だよって
どうか
一生わたしの心を癒やしてください
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
ふと押し寄せる孤独の波
ただ
自分にぶつけるしかなかった
もう
自分を壊すしかなかった
気づいたら一人だった
親も友達も恋人も
大好きなはずなのに大嫌い
自分の気持ち伝えられない
世の中に
心を開ける人は誰もいなくて
わたしのすべてが偽り
人は
寂しいと死んでしまうって
本当なんだね
詩人:蓮花 | [投票][編集] |
人込みをかきわけて
交差点の片隅でふと立ち止まる
夜空を見上げて ため息ひとつ
大きくそびえたつビルの森に囲まれた
ちっぽけなわたし
何かをつかむように 両手を伸ばして
なぜか無性に
唄いたくなった
泣きたくなった
会いたくなった