詩人:決して消えない希望 | [投票][編集] |
だきしめていて
一人の夜 寂しさに震えないように
だきしめていて
人を愛することの大切さ 忘れないように
だきしめていて
不意に出会った悲しみに流されないように
だきしめていて
どこかへ飛んでいってしまわないように
だきしめていて
この世界に溢れるやるせなさに 沈み込んでしまわないように
だきしめていて
今 二人幸せになるために
だきしめていて
その幸せ 誰かと分かち合っていけるように・・・
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今この詩を読んでくれているあなたは
今日このときまで数えきれないほどの
苦しみや
悩みや
悲しみや
孤独を
乗り越えてきたんだよね きっと
――あなたは 今日まで頑張って生きてきた――
そんなあなたが弱いばかりの人間なはずはないよ
大丈夫!
強さもちゃんともっているからね
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この辛いことも沢山ある人生
ほんのひととき 無批判の深い愛情に浸る時間があっていい
そういう体験が 人の命を生かす力になっていくよ
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「いつかきっとヒーローが現われて、この世の中を変えてくれるよ」
きみはヒーローがある日どこからか現われて、その超人的な力でこの世界を変えてくれることを漠然と期待してる
ヒーローに夢を賭ける。んーそれもロマンチックで悪くないね。
けどさ、僕はそれを聞いて思ったんだ
その場合、ヒーローはどっかの誰かで、いつ現われるかも不確かで分からないんだよね?
もしかしたらさ、待てど暮らせど、きみのヒーローは一向に現われないってこともあるかもね
それなら、自分が努力に努力を重ねて世の中のために汗を流すヒーローになる方が確実なんじゃないかな?
そう
つまり
きみがヒーローになればいい
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僕らは人の立ち居振る舞いや発言をもとに、ポジティブやネガティブだと判断してる
でも考えれば 僕らの命はとにかく生きようとしてる
誰に指図をされた訳でもなく
命はとにかく生きようとしてる
このとにかく命が生きようとすること自体、めちゃくちゃポジティブと言えるんじゃないかな
僕らがクヨクヨしてるときも
病気で苦しんでるときも
命はただまっすぐに生きようとしてる
疑いもためらいもなく
ただひたすらに生きようとしてる
命ってきっとスーパーポジティブだ
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あれは大学生時代のこと
暇を持て余して近所をブラブラ散歩していた時のことだった
小さな交差点で信号が変わる時に、車がすれ違い、事故を起こした 僕の目の前で
けたたましいブレーキの音
凍りつく空気
タイヤのゴムの焦げた臭い
せわしなく救助のため動き出す人たち
小さな車の方はまるで映画のワンシーンのように一回、前転した。
僕はその時、瞬間的に思った
人の幸せって、一瞬で消えてしまうような儚いものなんだなって
幸せは儚くて、頼りなくて、もろいもの
この手に握り締めて、持ち続けることのできないもの
ふと気が付けばどこかへ消えてしまっているもの
けれど、私たちはそれを求め続ける 一生涯
幸せがいつか消えてしまうものならば
私たちは日々の暮らしの中で、幸せのきっかけを生みだし続けられるといい
怒りや憎しみ諦めに翻弄されながらも
愛想尽かすことなく、飽くことなく、幸せの種まいていけるといい
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芸術家と言われる人たちがこの世界にはいて
思いやメッセージを作品に封じ込めて
誰かの心に届かせようとしている
芸術は自由だ
作品がなくても芸術はできる。
芸術の核になるのは、作者の想いだと私は思う。
想いを込めたり、表現するのであれば、「芸術的活動」なんかしなくても、何気ない日常生活、仕事の中でもきっとできる。
ちょっとした挨拶や、元気のない友人・同僚への気配り、関わる人の幸せを祈りながら仕事をすること
そう考えれば誰でもが日常の中で、芸術できる。
人は誰もが芸術家になれる。
芸術ってほんと自由だ
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年を重ねるにつれて気がついたことがあるよ
人生って自分の理想どおりにはなかなかいかないってこと
そしてそれと同時に気づいたよ
思うようにちっともいきはしなくても、諦めを乗り越え、理想を持ち続けて
少しずつ
少しずつ
少しずつ
少しずつ
その理想へとにじみ寄っていくことが大切なんだって
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全身の毛穴から
愛情や
希望や
情熱や
ポジティブな生命力や
その他もろもろの
よさそうなものが
ふき出してくるイメージで
芸術できるといいな