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亞利芻の部屋  〜 新着順表示 〜


[41] なぐさめじゃないの
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泣いていた

キミが
泣いていた

どうしていいか
わからないよ

だけどね

どうにかしたいの

キミはきっと

大切な人を失った悲しみ
ボクにはわからないよ

って

言いたいんだとおもう。。。

優しいキミは
ただ泣くだけで
それは言わないね

ボクは
キミの大切な人を
たしかにしらない

だけどね

大切な人を失った
キミのことは
わかってるんだ

ボクがキミのそばにいる理由

うまく言えないんだけれど

優しいキミが泣く理由

うまく言えないんだけれど

キミの涙とボクの涙
きっとちがうけれど

今は一緒に。。。

わんわん泣いていいですか。。



2012/01/12 (Thu)

[40] ぱん ぱぱ っん
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目をとじて

いち にぃ さんっ

ぱんっ ぱ

ぱぱ っうん



手をたたこう

目をあけたら
世界がきえてたの

ぱん ぱぱ

んっぱ

リズムが大事

戻れなくなっちゃった

ずるいな。。。

キミが消えちゃったのに
ボクはキミをおぼえてる

ずるいよ。。。

世界が消えちゃったのに
ボクは世界をおぼえてる

ぱんっ ぱ

ぱぱ っうん



リズムが大事

きづいたの。。。

世界もキミも
そこにあって

いなくなっちゃったのは

きっとボク

ぱんっ ぱ

ぱぱ っうん



手をたたこう

ずっと
ずっと

わすれないよ



2011/12/30 (Fri)

[39] いきもの
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羽をあげる
みたことのない鳥さんが
いったよ

ありがと
いらない

ボクのほしいものは
そんなに遠くにはないの

それならコレをあげる
深く潜れるようになるよ

小さなお魚さんが
いったよ

ありがと
いらない

ボクのかなしみは
そんなに深い場所には
ないの

ごめんね
ありがと

ボクはひとなの
キミたちとおんなじだよ

飛べないけれど
空が好き

息は続かないけれど
海が好き

ちがわないよ
ほんとだよ

おなじなの
いきてるの



2011/10/07 (Fri)

[38] ふたつとひとつ
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これさえあれば
空を翔べるね

そういってはしゃいだ
キミの羽は

いちどだって
羽ばたくことは
なかったよね

泣いてる子を
ほおっておけない

いつもキミは
優しくて

いつもキミは
まっすぐで

一緒に行こう

そういったボクの手を
キミは笑顔で
手離したんだ

またねって

いったはずなのに

あのね

ボクはもう

キミのいたあの場所が

いったいどこにあったのか

わかんなく。。。

わかんなく

なっちゃったんだよ。。。



2011/09/20 (Tue)

[37] 月の兎
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月をみていたら
おもうのです

あそこまで
跳んでいけたらな

月をみていたら
おもうのです

あんなふうに
なれたらな

高く跳ねた兎がひとり

地球をみながら
おもうのです

どれだけ泣いても
あの星ほど
青くはならないね

今日もあの
まんまるの中心で

兎さんは泣くのです
帰りたいよと
泣くのです



2011/09/11 (Sun)

[36] ひよこのこ
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タマゴのなか
夢みているよ

コンコンコン
まだねむい

ユサユサユサ
いいキモチ

黄色い勇気が
あと少し

ピキピキピッと
ジタバタするよ

ぴよぴよぴよって
わかるかな

大好きだよって
いってるの

ありがとうって
いってるの



2011/08/24 (Wed)

[35] まっくろなてんし
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石をぶつけちゃダメだよ

悪魔なんていないよ

ココロが傷つくとね
かわっちゃうの

白い羽がまたいちまい
黒くかわるよ

すごくいたいんだ
すごくくるしいんだ

だってあの子
だってあの子

泣いてたもん



2011/08/05 (Fri)

[34] 365日のお手紙
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夏の空気はすこしだけ重いの
星がね
しゃららんとなったら

あの子にあてて
手紙をかくんだ

薬指でかくとね
ムシムシした夜に
言葉がうかぶよ

お月さまがフゥってね
唇をとがらせると

ここからみえる
あの子のお家まで
届けてくれるんだよ

あの子はカーテン
あけてくれるかな。。

朝の空気はね
とっても軽いの

お月さまがスゥてね
お空にとけちゃうと

どうしてかな。。。

いつもボクは

お手紙になにをかいたのか
すっかりわすれてしまうんだ


2011/08/03 (Wed)

[33] 猫のミルク
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いつもキミは
ケガしているね

いつもキミは
泣きそうだね

いつもキミは
くやしいよってゆうね

いつもボクは
キミをまってるんだよ

いつだってボクは
キミをまってる

ほんとうにこんなのでいいの?

ヨシヨシ。。。

いつもキミは

いつだってキミは

ここにずっとは
いてくれない

ボクに頭をなでられるキミは
迷い猫

キミの頭をなでられるボクは
しあわせものなの


弱いところしかみせない
キミの姿に今日もボクは
ホッとしてる

ここにいてほしいなって
ワガママいってみたいけど

キミは笑って
いってきますってゆうから

いつもなにかをのみこんで
小さくキミに手をふるよ



2011/07/07 (Thu)

[32] 綿菓子と風船
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そんな顔しないで
ボクについてきて

霧を待とう

ゆっくりゆっくり
のぼってみよう

だいじょうぶ
いまは落ちたりしないんだ
のぼってからが大変なの

準備はいい?

ほら
いそいで
この飛行機雲は
まっすぐだけど

すぐ
消えちゃうんだ

わわっはやく
あの入道雲に
跳び移ろう

しっかりつかまって
もうすこし

ほらみえる?
あそこ

羊雲のしっぽの先
赤くてまあるい
あの子の風船

ちゃんともったら
ボクにつかまって

この傘があればへいきだよ

ふわりふわり甘い雲
ひとつかみだけ持っていこう

ふわりふわふわ

この風船

泣いてるあの子に
届けにいこう


あの子が笑えば
キミも笑う

そんなキミの後ろ姿

ボクは

ずっと。。ずっと。。


みていたいんだ。。





2011/05/06 (Fri)
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