ホーム > 詩人の部屋 > 亞利芻の部屋 > 一匹狼さん

亞利芻の部屋


[12] 一匹狼さん
詩人:亞利芻 [投票][得票][編集]

ギラギラとしためつきで
狼さんはボクにいったよ

群から外れた羊だな
一人歩きしてちゃ
食べちまうぞ

そのときボクは蝶々を
追いかけていたんだ

羽根にハートの模様の
とっても珍しいやつなんだよ

狼さんは口を大きくあけて
するどい爪をヒュンヒュン
ならしながら言うんだ

オマエは俺様がこわくないのか?

ボクはこわくないよ

だって耳にあの蝶々が
とまっていて

まるでリボンみたいに
可愛いんだもん


それに


こわがってるのは
キミだよね


ひとりぼっちで
こわかったんだよね


だってキミは泥だらけだけど

ボクとおなじ羊だもん


ねぇ狼さん

帰ろうよ

ボクはキミが大好きなんだ



2011/02/05 (Sat)

前頁] [亞利芻の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -