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亞利芻の部屋


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詩人:亞利芻 [投票][得票][編集]

もうすぐ
春がきちゃうから

冬の妖精たちは
飛び立ったんだ

おたがいの羽を
ぶつけながら

抜け落ちた羽は
ふわりふわりと

落ちてくるんだよ

太陽にてらされて
涙にかわってしまうけれど

かなしいわけじゃないんだよ

涙のあとには
タンポポがひとつ

にっこり笑ってたってるよ






2011/03/05 (Sat)

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