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亞利芻の部屋


[34] 365日のお手紙
詩人:亞利芻 [投票][得票][編集]

夏の空気はすこしだけ重いの
星がね
しゃららんとなったら

あの子にあてて
手紙をかくんだ

薬指でかくとね
ムシムシした夜に
言葉がうかぶよ

お月さまがフゥってね
唇をとがらせると

ここからみえる
あの子のお家まで
届けてくれるんだよ

あの子はカーテン
あけてくれるかな。。

朝の空気はね
とっても軽いの

お月さまがスゥてね
お空にとけちゃうと

どうしてかな。。。

いつもボクは

お手紙になにをかいたのか
すっかりわすれてしまうんだ


2011/08/03 (Wed)

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