詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
僕の何気ない一言が
君を頑なにした
君が”ここ”にいてくれる事
当たり前な事なんて本当は何もないのに
僕は探し続けたよ
君の心を溶かす言葉を
擦れ違いはいつも
僕の知らない所で始まっていたんだね
いや、気がつかなかっただけ
何も話さない君のせいにして
僕は探し続けたよ
君の心に届く言葉を
窓の外は雪
降り積もる雪はどんな色をも白く変えるけど
僕の後悔を白く染める事はない
僕はいつも言い訳ばかりだったね
繕う事ばかりだったね
君の事を何も知ろうともしないで
僕はいったい何を恐れていたんだろう
僕は今も探している
あの時、君に言えなかった言葉を