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夢野咲道の部屋


[15] さよなら
詩人:夢野咲道 [投票][得票][編集]

さよなら 君はもう微笑忘れたみたい
あんなに好きだった笑顔に影が落ちて

窓辺にもたれて君は過ぎる人波を見ている
僕はそんな君を見てる事だけしか出来ない

もう一度振り向いて微笑見せて欲しけど
たぶん 君はもう振り向かないだろう

さよなら 言えばもう全てが終わってしまう
言い出せない言葉を 多分君は待ってる



壊れた時計のように止まってしまった時は
戻るも進むも何処へも行けない

二人温めてきたはずの明日という夢は
何処かに置き去りにして来たのか

あんなに分からなかった君の心がまるで
今は手に取るように分かる だから

さよなら 君はもう微笑忘れたみたい
あんなに好きだった 笑顔に影が落ちて

2008/02/06 (Wed)

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