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夢野咲道の部屋


[18] 休みの国
詩人:夢野咲道 [投票][編集]

コンクリートの向こうに沈む
夕陽は何処に 帰って行くのだろう
喜びも悲しみも朱く染めて
夕陽は何処に 帰って行くのだろう
黄昏が心の中 ドアを開いて
色あせた想い出に 手を振っている


愛は優しさが全てだなんて
いつしか君を 縛りつけていたんだね
君がいなくなった今になって
そんな事を思うようになったよ
消えて行く想い出は 相も変わらず
他人行儀に笑って見せる


日を閉じてお休みなさい 
夢の中の休みの国へ
目を閉じてお休みなさい 
夢の中の休みの国へ

2008/02/08 (Fri)

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