自分の中に在る光と影陽の内に秘めたる陰に戸惑う心理想と現実希望と幻想正義と不義理性と混沌笑顔の表と裏明快な答えと曖昧な答え正当化する欺瞞と逃れられない言い訳諦め・・・それは大人になる事で失した本音と繕う建て前個である自分と一部で在る事に甘んじる自分否定と肯定捩れを繰り返すメビウスの環のように日常と非日常を交叉する時幻の旅人たるその行方は知らずただ鏡の中のもう一人の自分に問い掛ける 「お前は誰だ?」
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