詩人:夢野咲道 | [投票][得票][編集] |
ボクはいつもフカヨミのし過ぎなんだ
分かっている
それはボクの悪いクセ
いつかキミにも言われたね?
分かっていた
いや、ホントは分かっていなかったんだね
キミの言葉が少なくなったのも
キミが流したナミダの訳も
キミの笑顔が消えたのも
ボクが勝手に作ったマボロシだったんだ
キミのココロを解ろうとして
ボクは一生懸命にキミのココロを探していたんだ
そしてボクは
キミのココロの裏側さえも探してた
それが愛のアカシなんだと
ボクは自分で作ったマボロシを追いかけていた
何も気づかなかったよ
なのにボクは何も気づかなかったよ
キミのホントのキモチに
キミのホントのココロに
オモイアガリ
ボクはキミのココロを解ろうとして
ボクのココロをキミに押し付けていただけ
キミに愛されたくて
ヤサシイヒトと思われたくて
それだけだったのに
いつしかボクはオモイヤリさえも
ココロを突き刺す武器にしてしまったんだね
壊れたキミのココロのカケラが
ボクの中でチクチクと騒ぐたび
今もボクのココロは痛むんだ