詩人:鵜沢美冬 | [投票][編集] |
春に想いをのせて
春 桜が咲いたら思い出す
あの時感じたあの想い
今は緑のあの木にも 桜色の花が色づいて
一時は春を語ってた
思い出しては切なくて 時折流す涙はきっと
私の心を責めてるの
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「私友達のためなら死ねるよ。」と、言っている奴に限って・・・
死ねる程の友情は、直冷める。
「私の親友はあなた一人でいいの。」と、言っている奴に限って・・・
相手にはそう思われてない。
「私、アドレス帳に100人登録してるよ。」と、言っている奴に限って・・・
その誰からも信頼されてはいない。
「ゴメン、今日風邪だから学校休む。」と嘘をつく奴に限って・・・
その次の日は「入院するから休む。」という。
「今度映画行こっか。」と、いかした友だちに誘われて喜ぶ奴に限って・・・
相手は仕方が無くあなたを誘っている。
「私〜と仲良いんだ。」と、いかした友だちの名を出す奴に限って・・・
相手には仲が良いと思われていない。
「明日遊ぼうね。」と言ったのに「ごめん風邪で。」とかいういい加減な理由で断る奴に限って・・・
元々あなたと遊ぶのを嫌がっていた。
「私、あなたとずっと友達でいたい。」って言う奴に限って・・・
あなたの立場を利用しようとしている。
そして、誰かに利用された事がある。
「早く席替えしたい。」と、同じ班の子に言う奴に限って・・・
昔は言われる側だった。
あなたはその人の中で辛うじて普通の存在だ。
そして、2番目に疎まれている。
「高校デビューしたい」と言う奴に限って・・・
奥ゆかしく計算ずくであるが・・・
成功しない。
心根で密に夢見 策を練らない奴の方が 成功する。
「〜可愛い。大好きっ!!」って友だちに言い回る奴に限って・・・
陰では悪口を鱈腹言っている。
そして、自分はもっと可愛いと思っている。
「〜が〜の悪口言っとったで。」と密告する奴に限って・・・
スリルを満喫している。
友人の仲を裂きたがっている。
そして「このままじゃあいけないと思った。」と、
極めて正統派的な弁論を繰り広げる。
「私〜が好きやねん。言ったらいじめるで。」と、
脅迫する奴に限って・・・
自分の立場に惚れ惚れし、その内ずり落ちる。
あなたを見下している。
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挫折を予定した日は、8月20日だった。
夏の暑さに度重なる練習。
心身ともにズタボロだった。
バッシュは少しきつくって。だけど、とても大きく感じたあの時。蒸されたあの体育館で、走り続けたあの頃。汗に混じって流れた、涙にも・・・気付かないくらい。涙はどのくらい私の頬を伝ったかな。
悲しみ?喜び? わけさえ無い涙に、意味はない。
挫折予定日8月20日。言い出せなかったあの日。
挫折記念日9月14日。挫折成立日9月27日。
もう直一年が経つ。私はもうあの頃みたいに泣いてない。だけど今も、あのボールやあのコート。あの・・・戦友を見ては怖い。
一度の幸福に苦痛。悲痛に歪んだ表情。解き放たれた快感。全てに確かな意味があった。
今日は9月18日。9日後は・・・挫折成立日。
記念品は、一滴の涙。
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・「私悪だから」と言うやつは、悪がカッコイイと思っている。そして、陰で疎まれる存在だ。
・いじめられたから、勉強をしてあいてを見返そうとするヤツは、結局誰からも好かれない。逃避している。
・周りの空気を読まず常に明るく振舞う人間は、家庭が複雑であり、感情が欠落しているからだ。
・人を苛める奴に限って、一人では何もできない。
一人で出来る奴こそが、真の大将であると言ってよい。
・友だちを沢山つくっている奴は、一生真の友と出会えない。すごく仲が良いと言っているのは奇麗事だ。人に媚びられるのに、いい気になっているだけだ。
・友だちを一人しか作らない奴は、そのうち裏切られる。一人の友だちでいいというくだらない友情ドラマに浸っているだけだ。現実はもっと厳しい。現実にそんないい友人は稀だ。
・いけてない人とも仲良くするいけてる人は、嘘つきが多い。自分の嘘を責めない人を、周りにおいておきたいからだ。ただたんに人を利用しているのだ。
・いびられた事のある人は、人を苛めない。いじめに関わろうとはしない。いじめにあった奴は苛めに走る。
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自分に自信なんて無かった
不倫の恋はトラウマになって
新しい恋なんてするつもりも無くて
できるなんて思ってなかった
でも今目の前に居るあなたを見た時
心に決めた 新しい恋をすると
だから今 あなたに伝えます
私の気持ちと この意向
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ねえ天。
あの真昼の日を覚えてる?
ずっと昔のことのように思えるのは、幸せすぎた毎日が恋しいからかなぁ。
あの日太陽はいつものように昇ったし、いつものように沈んだね。
緑溢れる中庭に人気はなくて、私達二人。
向いの校舎を行きかう人々を眺めてた。
天、もしもあの日に戻れるなら、私は帰りたい。
天と過ごした最後の日々を、もう一度思い起こしたい。ねえ、あの真昼の丘は・・・
もうあそこには無いよ。
私達の間にあった、深い友情は深い傷跡。
あの頃の太い絆は・・・もう何所を探しても見付からない。
そんな代物だったんだぁ
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「あなたに逢いたい」
と、心の奥底から願ってた。
だけど実際あなたに逢って、
過ぎた時の重さを感じた
昔は・・・こうだったね。
なんて、意味の無い会話が胸に突き刺さる。
私達の間にはもう、何の絆も無い事を
ただ淡々と見た
あなたに憧れてて、尊敬している気持ちは変わらない
だけどどこか、寂しい。
あの子に見捨てられた私の、たった一つの頼みの綱。
私は元気になれたけど、私はすごく傷ついた。
別れぎわ、「がんばってな」のあなたの言葉。
すごく元気に変わったヨ。
だけど何だか・・・切なかった。
まだ私は実感がわかない。
あなたに逢えた 感動の
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絶交きってから、あなたに因んだ物は全て処分した。
プリクラはまとめて切り裂いたし、友情の証ともとれた手紙は破り捨てた。
全ては、きっと断ち切る術だったんだよね。
今ならわかるのに。
受信BOXのメールも全部削除して、心機一転したかった。
だけど消せないアドレス帳一覧。
一番上の あなたの名前。
あなたが綴った言葉たち、見れば見るほど悲しくて、
恨みなんてそこに無い。
やっぱり一人の、たった一人の親友だってって、その重さに・・・今更気づく。
もう届かない、雑踏に消え入りそうな小声で。
だけど、もしもあなたが気付くなら、私達の脆かった友情も、まだまだ棄てたもんじゃないよね。
きっと、まだ・・・今ならそう思える。
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「絶交」
自然消滅する友情よりは百倍いい。
人と人とは長いこと付き合って、
絆を極めていくものだと思う。
自然消滅する友情なんて、
長い人生生きてれば山ほどあるけど、
面と向かって絶交なんて言葉・・・
口にしたことない。
「絶交」って言えば、少なくともあなたの人生で、
心に残る存在になれるでしょう。