詩人:ユースケ | [投票][編集] |
剣を持って 盾を持って
アイテムを揃えて
城を出て 歩き出す
いざ冒険の大地へ
敵と出会い 気合を入れる
「君」が一匹現れた
先制攻撃 勇者の攻撃
0のダメージを与えた
敵の攻撃
痛恨の一撃
100のダメージを受けた
勇者は死にました
なんだこの強すぎる敵は
明らかすぎるレベル不足
レベルアップのファンファーレは
一度も鳴らなかった
また始めからやり直し
セーブが消えてやり直し
今度はもっと経験値をためてから
先に進まないとな
難しいゲームだな
クリアできるのかな?
詩人:ユースケ | [投票][編集] |
待ち合わせ時間から15分
「ごめんね、待った?」と後ろから
振り返るとそこにいたのは
暖かく優しい微笑み
手をつなぎ肩を寄せ合って
「好きだよ」と小さく耳元で
歩く足を少し休めて
ギュッと抱きしめたんだ
このまま時間が止まって欲しいが
目を開けた時前にいたのは
よだれのついた枕だった
もう少しだけ寝ていたかった
いいところだったのにもう朝か
遅刻の理由は「寝坊」です
上から降ってきた毛深いこぶし
それでもにやついている
変な奴がいた
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始まりはいつも一歩から
そして二歩三歩…百歩と進む
ものには必ず始まりがあり
そこには一歩がある
いきなり上には行けない
階段を使って上るのさ
光ってるあいつだって
始まりは一歩
早歩きなんか必要ないさ
一段飛ばしもいらないさ
大切なのは
前を見ていくこと
まったりゆっくり行きましょう
疲れたら休みながら
少しずつ行きましょう
自分のペースで行きましょう
頑張ってる人へ…
これからの人へ…
みんなみんなにエールを送ります
始まりはいつも一歩から
そうさ踏み出せば何かが変わる
時間はおそらくたくさんかかるけど
いつでも一歩
早歩きなんか必要ないさ
一段飛ばしもいらないさ
大切なのは
前を見ていくこと
どうにもこうににもならなくても
あせらず落ち着いて
少しずつ行きましょう
この世で起きたことはこの世で終わるから
落ち込んでる人へ…
悩んでる人へ…
頑張ってる人へ…
これからの人へ…
みんなみんなにエールを送ります
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吹雪よ乱れろ
あの景色を壊してくれ
真っ白になるまで
極寒よ覆い尽くせ
寒さで想いを殺してくれ
全てを消してくれ
暗く広く白い雪原の上で
深く重く痛い傷を受けた
一匹の狼倒れこんで
一つの命が尽き果てていた
青く光るダイヤモンドダストの中
赤く染まる静かなスノーカーペット
終わり告げるウィンターベル鳴り響いて
消えてく意識の中最後に映ったのは
去り行く後ろ姿
吹雪よ乱れろ
心の溝に積もってくれ
平らになるまで
極寒よ覆い尽くせ
この涙を凍らせてくれ
もうこぼれないように
速く速く速く走ってきたのに
強く強く強く踏み込んだのに
一人の天使は去っていって
一つの命が尽き果てていた
暗がりに揺らめく君のシルエット
振り向かない遠い僕のエンジェル
弱くなってく光 心のファイヤー
二度と聞くことのない
君の足跡
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星を見つめてた
横で一緒に見てみたいと
広い草原で
寝そべって夢を語るのさ
一緒に見ようね
きれいだねって言おうね
君と見る星空は
どこまで澄んでいるのでしょう
君の中の星空は
どこまで美しいのでしょう
もし流れ星がこぼれたなら
僕は願う
一緒になれるようにと
心から願う
空はでかすぎて
自分のちっぽけさを感じる
だけどきっといつか
僕も空になりたい
そして暖かく
君を包みたい
届かない星空は
どこまで果てしないのでしょう
見えない星空は
どこまで遠いのでしょう
もし織姫と会えたなら
僕は叫ぶ
好きです大好きですと
心から叫ぶ
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魔法使いになれたなら
不思議な力で何をする?
きっと僕はこう唱えるでしょう
「君は僕を好きにな〜る!」と
魔法の効き目はいつかな
君はまだ平気な顔だ
少しずつジワジワと
僕に夢中になるんだろう
今に見てろ
気が付いたら
もうドキドキが止まらない
そのうちにも
君の瞳
僕だけしか映らなくなるから
僕はマジシャン
呪文を唱えるよ
愛の言霊
君に飛ばすよ
さぁくらえ!秘術ラブラブナルナル!
ハニャラケッタ フニャラリンダ
ラリリル〜ルラ!
魔法使いになれたなら
不思議な力で何をする?
きっと僕はこう唱えるでしょう
「あなたは彼氏と別れ〜る!」と
魔法の効き目はいつかな
君はまだ幸せな顔だ
そのうちあっさり
別れが訪れるだろう
いつの日か
絶対君を
奴から奪い取ってやる
そのうちにも
君の瞳
僕だけしか映らなくなるから
僕はマジシャン
呪文を唱えるよ
愛の言霊
君に飛ばすよ
さぁくらえ!秘術ハナレバ〜ナレ!
パピポピッド ゴロリリンコ
ホゲゲホ〜ゲナ!
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小さい頃僕はクワガタを飼っていて
みんなの所で戦わせていた
お前の名前はリョウタ
ノコギリクワガタ
小さい体だけど
お前は強かった
一度も逃げなかった
どんな相手でも強気でメキメキ進む
そんなお前に憧れた
見ているか?リョウタ
僕は強くなってくよ
でもお前みたいには
勝ち進めないんだ
やっぱりお前は凄かった
サイクロン・リョウタ
どうしてお前はそんなに頑張れるのか?
前に進む力どこからくるのか?
お前は僕にないものをたくさんもっている
今お前の凄さが
身に染みてわかる
力の差が明らかでも
いつも精一杯まっすぐに突き進む
そんなお前が好きだった
戦いに敗れた僕はまだ弱虫で
笑っているのか?お前は?
無様な僕を見て
やっぱりお前は凄かった
サイクロン・リョウタ
いけ!いけ!リョウタ!
押せ!押せ!リョウタ!
僕の夢を乗せて栄光へ向かえ!
GO!GO!リョウタ!
LET’S GO!リョウタ!
僕もいつかお前みたいになるさ
やっぱりお前は凄かった
サイクロン・リョウタ
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君の匂いに誘われて
君の近くにやってきた
小さな僕は見上げてる
大きな君は気付かない
きりぎりすに負けないように
汗水垂らして精一杯
長い冬に負けないように
やれることをやるだけさ
君が向こうから歩いてくる
僕は君に一直線です
だけど君は僕に見向きもしないから
踏み潰されてしまいそうだ
靴の裏にでもひっつきたいから
今決死のダイビング
君がもしあり地獄でも
僕は近くに来るだろう
バカな僕は迷わない
だけど気持ちは届かない
どんなことが起ころうと
歩く足は止まらない
どんなに遠く離れても
一歩ずつ縮めてやる
君の渦に引き込まれて
僕は君から逃げられない
だけど僕なんかでも食べてくれるのなら
喜んで飛び込むさ
君と一緒になりたいその一心で
今決死のダイビング
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やさしい香の暖かいこの風
また感じている
美しく散ってく桜吹雪は
前と変わっていない
同じ場所にいる同じ空気吸ってる
でも何かが違う
あの桜の下あのベンチの上
今誰もいない
青い空に手をかざして
大きく深呼吸
また来た1年の始め
長い冬は終わった
そろそろ行こうかな
目を開けて立ち上がり
振り返りありがとうと呟く
もうこの場所は最後にするよ
さよなら…僕は行くよ
少しだけ座る桜を見ながら
目を閉じて思い出す
笑った思い出悲しい出来事
一つ一つ描いてた
花のように咲いた精一杯咲いた
だから悔いなんてないのに
どうして悲しいの?
どうして泣きたいの?
でも立ち止まらない
新しい春を喜んで
花びら空で踊る
眠気誘う暖かさ
寒い冬は終わった
反対方向の道を歩く僕達
この先交差点はないのだろう
もうこの涙は最後にするよ
さよなら…僕は行くよ
一歩ずつ離れる一歩ずつ進む
後ろ振り向かずに歩き出した
桜散るゆくいつもの道を
新しく僕は行くよ
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この車は一般道路を500キロで走ります
ガソリンは無限バッテリーも無限
しかしブレーキはありません
一度乗ると到着するまで降りられません
でも僕はこの車にしか乗らない
やばい!信号だ!
どうする!?どうする!?
こういう時は赤ボタンを押して
ジャンプ!!
立ちふさがるものなんて全部飛び越えればいいさ
止まらないこの車に乗って僕は君の所へ突っ走る
超未来的新世紀型地獄車で突っ走る