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ユースケの部屋


[14] 卒業
詩人:ユースケ [投票][編集]

いつのまにか終わってた
始まる前に終わってた
左腕に抱えてる
未練つまった一枚の紙

門の前に君がいる
最後のチャンスが訪れる
見事に素通りしてしまう
戻る勇気も出なかった

第二ボタンはついたまま
できれば君に渡したい
履かなくなる上靴持って
夕日を背に自転車の上

バカバカバカ俺のバカ
アホアホアホ俺のアホ
たった一言が言えなかった
「君が好きです」と

悔しさ溢れる桜の中で

いざさら〜ば〜

2005/03/01 (Tue)

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