詩人:ユースケ | [投票][編集] |
懐中電灯の明かりが消えて
暗闇の中で彷徨っている
光がないだけで何もできなくなる
あなたという光消えただけで
目が慣れるまでどれくらいかかる?
僕の目玉はひねくれている
何も見えない前も後ろも
手探りで進んでいく
散らかるものを踏んづけて
足の裏が痛い
光はどこにある?
あなたはどこにいる?
あなたを照らす光になりたかった
でも必要ないね明るいところにいるから
陽の光が眩しすぎるぐらいで
僕の光は届くことはなかった
電池が切れていく
目の前が暗くなる
でも最後まで同じ方を向いている
明かりが消える
あなたが見えなくなる
この明かりは二度と戻らない
新しい電池に替わって
新しい光が灯るんだね
電池を探している
光をもう一度
なかなか見つからない
きれいにしたはずなのに元に戻れない
壊れてしまったのだろうか
そうだとしても痛いところが自分でもわからない
どうして光れない?
直しに出したい
また光りたい