朝陽を浴びた部屋の片隅には念入りに磨いたフォークギターそのボディーに毎朝映す瞳の澱みが信じられずに今日も破れかけのクロスを片手に磨くなぜこんなに汚れてしまったのかいつこんなに汚くなってしまったのか理由も何時かもわかっているさそれまでは表の自分は汚したくないと裏の自分が憎しみも悲しみも瞳の奥で隠していたのさでもあの時全てが壊れてしまったのさあの時全てが裏返ってしまったのさほら表の自分が瞳の奥で泣いてるからそれが涙になっていくんだ
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