ホーム > 詩人の部屋 > γエドγの部屋 > 坂道

γエドγの部屋


[2] 坂道
詩人:γエドγ [投票][編集]

少し急な下り坂、君は離れないように

僕の手をしっかりに握っていたね。

君と楽しかった1日も風のように過ぎていったね。

「もう少し一緒に居たかった・・・」

そんな言葉に僕は

そっと涙を流した・・・。


少し賑やかな十字路を越えたら、僕らはまたはなればなれ・・・

僕は離したくない君の手を強く握りしめた・・・


もう・・・戻れない楽しかった日々・・・

出来ることなら時間・・・止まってほしかった・・・

そんな願いも、星空に消えてゆくだけ・・・

離した君の手はとても寂しそうだった・・・

「さよなら」を言うのが嫌だった、手を離すのが嫌だった・・・

そんな願いも、星空に消えてゆくだけ・・・

2006/05/10 (Wed)

前頁] [γエドγの部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -