詩人:優花 | [投票][編集] |
おかえりなさい
寒くなってきたね
今日はあったかい鍋にしようか
聞かせてね
あなたのお話
会ってなかった
長い時間の距離を
今日は埋めよう
そしたら
明日から
また一人でも
笑顔で過ごしてける
あなたに
明るい声で
変わらず元気だよ、って
伝えるから
おかえりなさい
ずっと待ってたよ
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泣くこと
遊ぶこと
笑うこと
怒ること
学ぶこと
知ること
聞くこと
黙ること
考えること
我慢すること
謝ること
走ること
見守ること
誰かのために生きること
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子供から、大人へ、
時を刻む事に、
私達の仕事は変化します。
皆様の仕事は今、どの辺りでしょうか?
もしくは付け加えたい仕事があるのではないでしょうか?
そんなことを思いながら
頭に浮かんだ言葉を綴らせて頂きました。
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本当は
もっと近くにいたいけど
怖くなって
一歩
後ろに下がった
こんなに
好きで
近くにいたいのに
近づきすぎるのは
怖い
どこかで
分かってる
そこに必要なのは
私なんかじゃないって
私は部外者だって
だから
近づけない
近づいて
実感してしまうのが
怖い
知ってしまうことは
時にとても残酷よ
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胸の痛み
私に下さい
あなたの代わりに
私が胸を痛ませます
あなたの無理した顔を見るくらいなら
私が痛い思いをしたほうが
楽なんです
どうか
その痛みは
私に持たせて下さい
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あなたのこと
誰よりも知ってる
全部分かってる
なんて
一生言えないよ
そんなに自信はないよ
でも
他の人が知らない
あなたを知ってるかもしれない
他の人が理解できない
あなたを理解できるかもしれない
だから
私は変わらず
あなたの近くにいるね
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寒い
暗闇の中
あなたを待つ
もう
今日は
終わっちゃって
今日は昨日になって
今日は新しい今日だよ
酔っぱらった おじさん
自転車で通り過ぎる おばさん
ヒールでコツコツ歩く 女の人
こんな夜中から遊びに行く 若者
玄関にしゃがんでる 私
聞こえてくる バイクの音
寒くて
待ちくたびれたよ
でもあなたを見れば
不思議ね、
心の中に表われた想いは
ここで 待ってて
良かった
鞄から
取り出した
缶コーヒー
あなたの思いやりが
私の心を温める
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あなたに溺れようか
一緒に狂ってしまおうか
そしたら
この世界は私たちのもの
何も見なくていい
早く進みすぎるこの世界なんて
放っておけばいい
何も聞かなくていい
正しいことばかり並べる人の言葉には
耳を塞いでおけばいい
あなたに溺れよう
一緒に狂ってしまおう
そしたら
この世界は私達のもの
何て素敵な
小さな世界
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何度
生まれ変わっても
あなたと出会いたい
いつか必ず
二人に別れは訪れ
苦しい想いに
胸を痛ませる日々が
やってくるけれど
出会った分だけ
別れるんじゃない
別れた分だけ
一つ多く また出会えばいい
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とびきり
楽しいことも
辛いことも
幸せなことも
最悪なことも
嬉しいことも
悲しいことも
ないね
淡々と同じことを繰り返し
いつの間にか終わっている
誰かと出会い触れあい
特別な感情を抱くこともなく
こんな日々に慣れてしまったら
きっと腐ってしまう
きっと 腐ってしまう
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何を残してきた
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