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君は今頃
いい夢を見ているだろうか
見ていてほしい
幸せでいてほしい
寝ている時に
そんな願いを捧げても
意味分かんないよね
でも
今夜だけは
ほっと ゆっくり
休んでいてほしい
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好き
あなたが好き
あなたの笑う顔が好き
あなたの笑う声が好き
あなたの考えている顔が好き
あなたの考えた後の声が好き
好き
あなたの後ろが好き
あなたの振り返る時が好き
あなたの横顔が好き
あなたの手が好き
好き
あなたが好き
あなたが好き
どうしても
あなたが好き
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あなたの言葉に
一喜一憂する私は
あなたのことが
好きということに
なるのでしょうか
それは違うと
私は思っているのです
私はそう思いたいのです
報われない
想いに
気づきはじめているから
気づかないように
見えてきているから
見えないように
私は 心に
目隠しをする
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君につり合う
私になりたくて
何か
君にできないことを
始めようと思う
君ができることに
あとから着いていくのも
共通の話ができて
楽しくて
いいけれど
君ができないことに
挑戦したら
それは新しいことで
何か君にあげられるものが
あるかもしれないよね
君につり合う
私になりたいから
ちゃんと
私は魅力的な人になる
努力をしようと思う
これが
私が決めた
君の横を歩くための資格
君を支えるための資格
君といるための資格
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あなたに
こんなにも会いたくなって
せめて声が聞きたくて
携帯を何度も握りしめて
あなたの番号を探しては
あと一つのボタンを
押す勇気がなく
また
あなたの声が遠のく
私はこの繰り返しを
永遠にするのだろうか
そうしてる間に
あなたが私の番号を探して
ボタンを押して
この永遠の堂々巡りを
止めてくれるのではないかと
贅沢な想いをよせてみる
今
あなたの
あたたかい
優しい声が
聞きたい
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君に
別れを告げた夜から
私は夜に 眠れない
長い 長い 夜
深い闇の中で
私は一人
孤独に耐える練習をする
涙は
もう武器にはしない
しゃんと立てない
弱い子になった気がするから
私は
誰の手がなくとも
生きていける
そうでしょ…?
郵便屋さんが
朝刊を届ける音がし
小鳥が囀りはじめ
カーテンから光が漏れだし
闇が完全に消えた頃
私はようやく
眠りにつく
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
囀る(さえずる)
という漢字を初めて知りました。
パソコンは勝手に変換してくれるので
やっぱり便利です。
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鳴ってるよ
取りたくって 答えたくって しょうがない
君からの電話
久しぶりに
元気に鳴ってる
私の携帯
君と一緒に過ごしていた時は
毎日のように元気だったけれど
今はそうでもない
私は携帯に手を伸ばし
小さな画面に
表示されている名前を
確認する
そのままの姿勢で
30秒静止
本当は君の声を聞きたい
君が元気に過ごしているのか知りたい
今日会おうよと言ってしまいたい
でも
今は何もしてはいけないと
頭で解ってるの
30秒後
元気だった携帯が
また日常に戻ったついでに
不在着信を私に知らせてくる
あなたの名前を眺める
別れて
1ヶ月経ったね
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手を伸ばせば
あなたがいた
変わらない
あなた
変わってしまった
あなた
それぞれだけれど
あなたがいた
あなたが手を差し伸べた
弱りきった私の手を
あなたがしっかりと掴んでみせた
手を伸ばした先に
あなたがいた
だから私は
救われた