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優花の部屋


[206] あなた
詩人:優花 [投票][編集]





あなたに会いに行く
何度でも目を閉じ
不確かな世界へ





触れているはずなのに
どこか空気のよう


隣にいるのに
なぜか輪郭すらはっきり見えない


名前を呼んでるのに
どうしてか心に残らない







現実の光に
あまりにも確かすぎる世界へと
引き戻されそうになる私は
あなたに会うために
何度でも目を閉じ
不確かな世界へ




そこに広がるのは
幸せな世界


あまりにも不確かすぎて
幸せな世界


誰も留まることはできない
幸せな世界




そこで私は
あなたに出会う


知らないようで知ってる
あなたに出会う


あまりにも不確かな
あなたに出会う










++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

不確かな世界=夢
確かすぎる世界=現実


私はよく、夢の続きを見ようと何度も目を閉じます。
見れる時もあれば、見たくもない次の夢を見たりします。


2007/12/02 (Sun)

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