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優花の部屋


[219] 無題
詩人:優花 [投票][編集]



あなたに
こんなにも会いたくなって
せめて声が聞きたくて
携帯を何度も握りしめて
あなたの番号を探しては
あと一つのボタンを
押す勇気がなく

また
あなたの声が遠のく




私はこの繰り返しを
永遠にするのだろうか

そうしてる間に
あなたが私の番号を探して
ボタンを押して
この永遠の堂々巡りを
止めてくれるのではないかと
贅沢な想いをよせてみる







あなたの
あたたかい
優しい声が
聞きたい


2009/09/26 (Sat)

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