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優花の部屋


[33] 幸せな恋、
詩人:優花 [投票][編集]



あの頃に戻ってみたくなって
引き出しから
何枚ものルーズリーフを
探しあてた、


不思議なコトに
あんなに好きだった
あの人を想って書いた詩は
一つもない






薄れていく記憶
あの頃の気持ちを知るすべは
引き出しには
もう 残っていないようです。


薄れていく記憶
心の引き出しには
場面がぐちゃぐちゃになったまま
整理が必要だと思わせるような形で残っています。





幸せな恋でした、
まだ幼い可愛い恋でした、
日々あなたを見れるだけで嬉しくって
あなたと おしゃべりしたなら顔が真っ赤になる
そんな恋でした。


私はいつもタイミングが悪く
その子との恋も
叶うコトはなかったけれど、

幸せな 幸せな恋でした。

幸せな 幸せな日々でした。







2004/12/04 (Sat)

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