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魅那の部屋


[124] 涙酒
詩人:魅那 [投票][得票][編集]



欲しくないもない
お酒を飲みほして

カラカラ回る氷の


いつから
こんな風になったのかな…

なんて自問自答

生と死 の
狭間と今背中合わせ

隣で聞こえる
大切な人の寝息さえ
今聞こえない

捨てたはずの
過去に
胸が押さえつけられては息ぐるしくなるの

君を捨てたわけぢゃない。

ただ
時間少しの距離が
欲しかった
それだけなのに

すれ違ってしまった
気持ちは
もう
戻らない

愛してた

これから先
誰を愛しても


君と過ごした
日々は忘れない


もう
逢えないけど


君を忘れない


涙酒

からんころん

氷の音が

部屋に響くよ





2011/11/07 (Mon)

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