詩人:魅那 | [投票][得票][編集] |
欲しくないもない
お酒を飲みほして
カラカラ回る氷の
音
いつから
こんな風になったのかな…
なんて自問自答
生と死 の
狭間と今背中合わせ
隣で聞こえる
大切な人の寝息さえ
今聞こえない
捨てたはずの
過去に
胸が押さえつけられては息ぐるしくなるの
君を捨てたわけぢゃない。
ただ
時間少しの距離が
欲しかった
それだけなのに
すれ違ってしまった
気持ちは
もう
戻らない
愛してた
これから先
誰を愛しても
君と過ごした
日々は忘れない
もう
逢えないけど
君を忘れない
涙酒
からんころん
氷の音が
部屋に響くよ