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魅那の部屋


[7] 色褪せた君
詩人:魅那 [投票][得票][編集]


外は


遠い記憶を
思い出す。

色褪せて
モノクロの君

優しい言葉を
いっぱいもらった

心に
沢山光をくれた
だから
心から
愛したんだ…


生きる勇気と
翼をくれた君


あたしは今

確かに
今を
生きてる


雨の日に
君の腕の中で
泣いた

辛くて
悲しくて
泣いた

あの時の
君の優しい手が
無ければ


私は
傷だらけの
ただの飛べない鳥


雨の日は
遠い記憶
想い出す


雨に濡れて

泣いたあの日を

そして
色褪せた

君の
優しい笑顔


2008/10/05 (Sun)

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