詩人:不満月 | [投票][編集] |
自分を高めるのではない
自分が高まるのだ
自分を変えるのではなく
自分が変わるのだ
逆に言えば
落ちるのも下がるのも
死ぬことも生きることも
自分なのだ
自己中心的な考え方は
決して悪くない
詩人:不満月 | [投票][編集] |
たったひとつだけ
お前に言っておきたい
いつだったか
お前に言ったよな
俺は絶望も知らないし
満たされたことも
一度もないって
お前も同じだって
覚えてるか?
でも間違ってた
俺たちはまだ若すぎる
絶望を知るにも
満たされるにも
まだ若すぎる
ただそれだけの
ことだったんだよ
だから
いつの日か絶望を知る
その時まで
それに耐えうる力を
今は精一杯溜め込め
そして
簡単には満たされるなよ
満たされるのは
死ぬ間際でもいいんだ
ただそのことが
言いたかったんだ
んじゃ俺行くよ
もう俺のことを
餅ついてる兎とかって
からかうなよ
じゃあまたな
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俺って偉そうなこと
言ってるだろ?
でもホントは弱いんだ
あいつにはかなわねぇ
あいつはお前に
いろんな景色を
見せてやれるのに
俺はお前に
目の前の道を
照らしてやる
ことしかできない
お前にはいつも
きれいなもの
見せてもらってるのに
ホントごめんな
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俺って満たされてる
ように見えるだろ?
でもそれ勘違い
お前の方から
見たらの話だよ
俺はいつだって半々
完全もないし
不完全もない
いつだって
未完成で中途半端
絶望を知らない代わりに
たったの一度も
満たされたことない
お前も同じだろ?
詩人:不満月 | [投票][編集] |
そんなとこいないで
こっち来いよ
俺が照らしてやるからさ
あいつより
俺の方がいいぜ
あいつの光なんて
目に毒だし
放射線強いし
肌あれちまうし
でも
ホントは俺も
知ってるんだ
俺と違って
あいつの光は
あたたかいってこと
俺の光もあいつに
もらったんだけど
なんか違うんだ
俺にはつくれないんだ
あの眩さも
あたたかさも
それがわかってるのに
どうすることも
できなくて
寂しいんだ
気づいてるか?
お前もあいつに
照らされてること
詩人:不満月 | [投票][編集] |
やっと来たぜ
俺の時代が
すぐに終わるけどな
そしてまた来る
まるで波みたいに
バカみたいだろ?
でもな
運も金もヒトも心も
世の中全て
グラフにしたら
全部波に見えるぜ
詩人:不満月 | [投票][編集] |
キミといるとき
みんなでいるとき
一人でいるとき
家族でいるとき
学校にいるとき
遊んでいるとき
勉強しているとき
落ち込んでいるとき
悩んでるとき
僕はたくさんの時間を
過ごしているけど
その中でも特に
大切なのはやっぱり
キミといるときだから
詩人:不満月 | [投票][編集] |
キミが世界一かわいい
わけじゃない
キミがぼくに
何か与えてくれた
わけでもない
それでも僕は
キミのことが
何よりも愛しくて
キミに勇気を
与えられたような
気がして
つまりは
それくらい
キミのことが
大好き