詩人:在音 | [投票][編集] |
少し端が欠けている 青白い月に起こされた僕は
そのまま疲れている 身体を起こして
1日中つけっぱなしのtvをみる
昨日優しかったあの人は
いつの間にかいなくなっていて
僕はタバコの煙と一緒に 溜息も吐いた
アシッド・ヘッドの僕は 今夜も頭痛が酷くて
脳が上手くチューニングできない
だから 君の声も 僕の言葉には訳せない
おそらく...
妄想の中に出現する迫害者は
誰か という 名指しえぬ存在だった
それから 僕の脳がラジオに変わって
残酷な 剥きだしのままの僕と そうでない僕が
いろんな音を受信していく
ある夜 僕の所に
アリエナシオンという人がやって来て
宇宙放送局の話をしてくれた
もうすぐ僕の所にも 惑星の音が届く と
言われたけれど まだ 聞こえては来ないんだ
でも この電波は届いたよ
僕の存在意識を脅かす
天使ヲ見タラ 天使ヲ殺セ....
詩人:在音 | [投票][編集] |
善人ヅラした他人=貴方の
軽はずみな口調 犯意な視線
空想を生む耳を削ぎ落とし
上向きにセットされた 不快なカメラを手に入れ
貴方のウツヲな表情を写し取ろう
全てを理解しようとした貴方は
逆に子供じみて 僕の神経を逆撫でる
そして
無口を装う僕は 虎視眈々と貴方の
致命的な場所を探している
何故なら 初めからここには
貴方が信じて疑わない 嘘や感情など
落ちてはいないのだから...
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もはや僕らは石化して 骸となるのか
それとも貴方の喉を潤す 最後の一滴となるのか
痛みも涙も苦しみも 誰一人として同じでない
というコトに気付き その同情の重さを知れ
呼び止められた貴方は その幸福さを知り
困惑した存在を戒めるべきだ
恐怖よりも強い 中心でもある信念から
薄弱な僕を導いて
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主は眠らず額に理想を掲げ
計略の言葉は巨大な椅子となる
息を止めて時間を浮かべる姿は
まるで狂気の中の正義
最後の時計はカンコウの果てに沈み
平伏した紅い家と足のない影
鳥は水を知らず 光は夜に犯されて
やがて妄想の中の殺意
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まばゆい光と雲が 足元の時間を写し出し
長い髪の貴方は 覗きながら微笑んだ
流された季節の中を 裸足のまま歩いていく
優しい瞳の貴方は 迷わず手を差し延べる
見えない力と歌声が 小さな僕らを導いてくれる
囁く花たちが ここより消え失せて
遠い眼差しは 深く水の奥
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夜がどんなに暗いのかを 貴方はまだ知らない
狂言的な貴方のその窓からは 何が見えるのか
ボクハキミダカラ キミヲツレテユコウ
well.this well be a test of your beliefs
(そう それは貴方の信念への試だ)
犯意な貴方に打ち勝つために
僕は何をすればいいのか
詩人:在音 | [投票][編集] |
今日 僕は生まれた
独りきりではなく 相棒と一緒に
僕達は覚えていた
前世ではこいつとは仲間だったんだ
そう
一緒に殺された親友だった と...
同じく僕達と一緒に殺された仲間は
同じ年の23日に 生まれている
幸運にも 出会うことが出来て
幸運にも 相手も覚えていた
そいつとは腐るほどの親友
不思議だけれど 本当の話
沢山の人が この日に生まれている
僕の好きな歌姫も 僕より10年早い今日
知り合いにも 同じ誕生日の人多数
有名人なら イエス様
彼のおかげで 今日は世界中がムーディーな日
街中に流れる クリスマスソングが
この日生まれた人にとっては
バースデイソングだと 思ってしまうほどに
今もまだ 靴下をぶら下げて
プレゼントを待ちわびる子供なんて
いるのかな
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まっすぐに見つめて
誰にでも寛容で
心の流れは淡々と
怒れる時は獅子のように
涙は針のように
微笑みは櫻のように
思いは深海のように
誰にも知られず
でも悔いる事のない
そんな人になりたい
詩人:在音 | [投票][編集] |
ヴァンパイアな貴方の事だろううから
多分まだ 起きているのだろうね
忙しすぎる毎日の中で
唯一 自分らしい時間を見守ってくれるのが
お月様なのだろうか
貴方に会える瞬間を想像しながら
本当に沢山の人が それぞれ奮闘している
もし貴方も そんな僕達と出会う瞬間を
今 考えてくれているのなら
空がひとつで繋がっている と
感じるコトができるかもしれない...なんて
身勝手に思ってしまう 僕がいる
貴方を軸に 沢山のものが回り始める
貴方は貴方の愛するものを軸に
回り続けているだろう
それぞれが何かを軸に クルクル回っているんだ
僕は貴方とリンクする瞬間を
ずっと楽しみにしています
どんなに時間がかかってしまっても....