詩人:在音 | [投票][編集] |
人は生まれた時
誰もが心に傷を持たずに生まれてくる
そして それからはただひたすら
傷を受け続けて生きていく
まっさらには戻れない
逃れることも出来ない
傷を受け止めることを成長と例える人もいる
あらがって 祈って 痛みを忘れようとする
痛みに慣れることも....?
不安と恐怖と痛みから
僕は何を学んでいるのだろう
減ることのない傷
この痛みがこれからの僕の為になるというの
卑怯者な僕
沢山の心を傷つけているのに
貴方を守りたいだなんて
僕が優しいなんて それは嘘だよ
僕は貴方が思うほど優しくなんかない
僕は弱くて残酷なヤツなんだ
恐らく 貴方以上に痛みに敏感で
そして 恐怖する都合のいいヤツなんだよ