詩人:在音 | [投票][編集] |
君が僕の隣で あの時のままの姿で眠っている
また君の寝顔を見られるとは
正直 思ってもみなかった
昔と変わらず 微かに聞こえる寝息と
柔らかい髪は 変わってはいないけれど
目を開ければ 僕の知っていた君ではないんだね
何があったのか 僕には話せないコトばかりなの
もう君とは 僕達 ではないんだね
それは 仕方のないコト なのだろうか
僕への思い は 僕からの思い よりも
はるかに弱くなってしまっている
目を開ければ 僕の知っていた君ではないんだね
これから 僕との時間 は
浸食されていく海岸のように
いづれは 全て消えてしまうのかな
君は僕の隣で この視線に気付くコトなく眠っている
君の寝顔を 今度は何時見れるのかな