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都森 善太の部屋


[126] 終りの始まりから終わり
詩人:都森 善太 [投票][編集]


準備を始めた
引越しの中
少しだけ懐かしい空気を
吸ったせいで
夢を見たような気がした

忘れ欠けた
色はバラバラで
憶えて数え切れない
出来事やモノや人々は
夢の中ですら曖昧で
無くした記憶は
孤独になる

目覚めた朝の
冷たすぎる空気と
まだ暖まらない感情は
体に悪い

そんな夢を見た気がした

2008/11/27 (Thu)

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