記憶の精度曖昧でマイナーな不可視の方向へばかりシンキング溶け合っていく一マス前の私と私電線、伝線、伝染鉄塔をたどっていけば存在さえ疑わしいあの大都会へ行けるって信じてた悲しいかな思い出すのは故郷の田園風景と夕暮れのランプ鉄塔のある風景と一マス前の私と私
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