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都森 善太の部屋


[95] 雪のおと
詩人:都森 善太 [投票][編集]


雪が溶けだす時
雪が溶けだす音

あいつらが吸い込んで
溜め込み続けていた音が

山を降って都会へ溢れていく
耳を塞いで
それに気付かないだけ

それは足音に似ていた
それは命にも似ていた

そして振り返る
今どこだ

2008/01/06 (Sun)

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